ごきげんな理由

でっかい独り言です

USG2020 LIVE (on the) SEAT 倉敷公演

気がつけば数ヶ月ぶりの更新

寒くなってきた、と呟く季節ですね。

 

 

なんだかんだで今年初のライブに参加してきました。

7月の配信ライブは観ましたが、現地参加ではないのでノーカンにします。

その時の記事はこれ

soysauce-daizoo.hatenablog.com

 

あの時利用して思いの外楽しかったので、あれからちょくちょくカラオケのシアタールームで遊んでます。

大画面と良い音のタッグは強い。

 

 

今回のセトリ

1. クローバー(アカペラで1番歌唱)

2. フルカラープログラム

3. フィクションフリークライシス

4. 誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと

5. セレナーデが止まらない

6. 世界はファンシー

7. 君はともだち

MC

8. 夏影テールライト

9. Phantom Joke

10. 徹頭徹尾夜な夜なドライブ

11. ライドオンタイム

12. harmonized finale

 

ロックバンドは座っても観られる。

一ヶ月ちょっとで全国を回る少しハードなツアー

僕の生まれた岡山という県は全国ツアーで外されがちなのですが、ユニゾンは毎回欠かさずきてくれている気がします。

そういえば前回のライブも岡山市民会館でした。

 

コロナの影響でライブの開催自体なかなか難しいという状況で全国ツアーを敢行してくれて嬉しさしかないですね。

なるべく接触機会を減らすために自分の住んでいる最寄りの会場に参加してほしい、というバンドからのメッセージでしょうか。今回のツアーはどの公演でも同じセトリになっています。(11/2現在)

参加する側から見ても、回収できなかった...と各々のアンセムを聴けずに頭を抱えることがないので穏やかな気持ちいられるのは良いですね。

来年以降、存分に悔しがりましょう。

f:id:soysauce_daizoo:20201116170726j:plain

 

 

ここから感想!

 

最初の「クローバー」はアカペラで始まりました。優しく歌い上げながらの導入という耳に優しいスタートです。座って見よう、というコンセプトにぴったりの始まりでいて、徐々にボルテージを上げていく演出。

今回は特別ということでセトリを完全暗記して行ったのですが、曲を知ってはいても実際に聴くと心の準備をいともたやすく超えてくるっていうのがライブの醍醐味です。

カーテンも閉まってたので音響のある左側ばかり見てましたが、幕が開くと普通に真ん中に立ってました。(それはそう)

静かに歌い上げる曲って歌詞がすんなり入ってくると思うのですが、優しいメロディに乗せられた暖かい歌詞を聴くとなんか泣けてきました。

クローバーって幼い頃誰もが一度は向き合ったことのある思い出の植物ですよね。別に自分の過去と歌が結び付けられるわけではないのですが、聴くとそこに懐かしさを感じるのはなぜなのしょうか。

 

僕のLINEに登録している音楽(プロフに紐付けているアレ)は「フルカラープログラム」です。それくらい好きってことが言いたかっただけ()

この曲のいいところを書こうと思ったら延々まとまりのない文章が書けそうです。

歌詞の最初

1万年前から置き去りにした願いが 今

マジでその通りなんだよな、、、

ライブというものを待ち焦がれてようやく迎えた日にこの曲が聴ける幸せ。

インディーズ時代に作った曲が今も演奏され続けているという事実だけで頬が緩んじゃう。言葉遊びのオンパレードといった感じの曲ですが、自分たちの音楽を歌にぶつけて主張してくれているのが嬉しいです。歳を経て洗練されていったとは思うけど、そこは今も変わらない気がする。

涙キラキラ西の空に光る

モノクロでは説明できない変幻自在のキャッチボールを

            完全無欠のロックンロールを

どうせなら この際なら 虹を作って見よう

そしてら誰も文句なんかつけらんないから

 

声を出しちゃいけないライブなんだけど一緒に歌いたくなる選曲に少し笑っちゃいます。

去年のB面ツアーでは聴けなかった曲が聴けて満足な4曲目。そして中盤に差し掛かり、、、

 

「世界はファンシー」

お行儀よくしていた客席がこの日1番の盛り上がりを見せました。

MV公開された時からライブ披露が楽しみでたまらなかった曲で、アルバムでは「Phantom Joke」と対になるアップテンポ曲です。(Patrick Vegeeだと他にも「マーメイドスキャンダラス」のメロディがたまらない)

この曲と後述の「夏影テールライト」はMV公開されていて、それに関してラジオでも言及されていました。

youtu.be

youtu.be

正反対とも言える両MV

 

 この次に「君はともだち」で急な温度変化についていけない、ことはありませんでした。座席に深く腰掛け聴き入ります。

 

MCは例の如く軽く。現在の社会情勢で自分たちにできることはないか考えて、それを実現するために最大限の努力を惜しまないUNISON SQUARE GARDENという集団に感謝を。本当に見習いたい。

 

 

「夏影テールライト」

MC良いこと言うな〜と思ってたらその流れのままに良い曲を演奏してくれました。ユニゾンのラブソングってそもそもの数が少ないですが、その中でも直線的な曲はあまりなくて、どちらかと言うと失恋ソングが多い気がします。 

少し落ち込んでいる時、センチな気分になっている時、そんなタイミングで聴くとめちゃくちゃ滲みます。涙が出そう。

 

7月の配信ライブでリベンジしたいと燃えていました。

リリースは去年のツアー中なので、もしかしたらライブで聴けるかな〜と思っていたらそこは徹頭徹尾B面の曲だけのセトリでした。確か年末のライブで初披露をしていたと思います。

素人耳にもわかるくらい演奏が大変そう。特にドラムはキツそう。斎藤さんも高音のさらに高音を求められる譜面になっています。他の曲でもちょくちょく斎藤さんをいじる歌詞だったりキツい演奏をしたりしてるし田淵ってS?

 

その田淵がめちゃくちゃウキウキしてた「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」

どの曲か忘れましたが間奏の間カーテンにくるまって

脚を高く挙げてリズムを取るのを座って見ていてとても楽しそうだったので、是非スタンディングOKのライブを開催した際にはセトリに加えていただきたいです。隅っこで踊りたい。

「ライドオンタイム」正直ここまでライブ映えする曲だとは思いませんでした。特にみんなニコニコしながら演奏してるからこちらも楽しくなってきます。単純なのでライブ後よく聴いてる曲の一つ。こうしてもっと好きになっていくのである。

最後はしっとりかつ劇的に締めてくれました 。セトリの最後にぴったりの曲だし、アンコール後一曲目に持ってきても良いかもしれない。「harmonized finale」→「オリオンをなぞる」のタイバニ繋ぎでフィニッシュとか。やってほしいですね。

 

 

 久しぶりのライブ、しかも着席指定発声禁止の昨今の情勢にのっとった形式での開催で、今までみたいに楽しめるかな?と思いました。

杞憂でした。

ニゾンほど僕たちに音楽を届けてくれるバンドはいないと思うので、そんな彼らに対しせめて自分にできることをしようと思います。 

FCの更新を忘れないようにします。 

f:id:soysauce_daizoo:20201116171122j:plain