ごきげんな理由

でっかい独り言です

聖地巡礼ざんまい みっかめ 〜けいおん!/やがて君になる/安達としまむら/氷菓/花咲くいろは〜 

いよいよ最終日、数日前完走した花咲くいろはの世界を堪能しました。

 

 

一日目と二日目の記事はこちら

soysauce-daizoo.hatenablog.com

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駅前のホテルを出て金沢駅へ、湯涌温泉へと向かいます。

ちなみに朝ごはんはカレーをいただきました。金沢といえばカレー、ドロドロに煮込んだルーが特徴です。甘口でついつい食べ過ぎてしまい若干お腹が苦しいですが、少し早めの朝食だったので良しとします。

 

 

湯涌温泉

 

駅に着くと、日曜日ということもあって朝から多くの観光客が列に並んでいます。湯涌温泉行きのバスは東茶屋街兼六園を経由していくので、観光客に紛れてバスに乗車。

早々にバスがガラガラになりました。

この時間に湯涌温泉に向かったのは僕たちともう一人だけ。50分ほどバスに揺られます。

 

ところでコロナウイルスの影響で寒気のためにバスの窓が空いていたのですが、山道を登っていくにつれ風がどんどん冷たくなっていきます。もう寒いのなんので震えてました...

この日の金沢は昼間の気温が20度を超えるということで上着はいらないかな?と思ってましたが持ってきて本当に良かった。

冬の到来までもう少し、という感じでした。

 

 

さて到着

 

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ここが、湯乃鷺温泉...

 

時間は朝9時、温泉旅館のチェックアウトにはまだ少し早い時間で、人通りもほとんどない。清々しい朝の空気を胸いっぱいに吸い込むとじわじわ実感が押し寄せてきました。

俺は今「花咲くいろは」を体感している...

 

朝に訪れて良かったと心から思いました。

ぼんぼり祭りの会場に向かって進みます。

 

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誰もいないのがどこか神秘的で、女の子の神様がいるという物語の言い伝えを思い起こします。

2枚目の写真にカラーコーンが写っていますが、これは近くに熊が出没したということで階段の向こうが立ち入り禁止となっているためです。

本来なら赤い鳥居のシーンが撮れてもっと幻想的な雰囲気を味わえた...

 

 

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交差点に戻り、橋を渡ります。

その先には福屋旅館のモデルになった建物があります。元々は秀峰閣という旅館でしたが、現在は別の事業者が入っていて現在も旅館として営業しているようです。

ちなみに喜翠荘のモデルとなったのは、かつて東洋一と謳われた白雲楼ホテルですが、こちらは取り壊されており残念ながら実物を見ることはできません。

 

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一時間ほど滞在し、午前中のうちに金沢に戻ります。帰りのバスは湯涌温泉の宿泊客が多く乗っていました。今度は泊まりで訪れたいものです。

 

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バス停への帰り道にある川 田舎を感じる

 

 

・西岸駅

 

お昼前に金沢駅に戻り、そこからは再び電車で西岸駅へ。

金沢初の特急「能登かがり火」で向かいます。鉄オタ、というわけではないのですが、こうもいろいろな列車に乗る機会があるとワクワクします。特急列車ってなんか特別感あるし。

金沢から和倉温泉まではJR、和倉温泉から西岸へはのと鉄道で向かいます。

 

和倉温泉では乗換のため一時間ほど滞在しました。近くのイソライド珪藻土記念館に立ち寄ると優しそうなおばあちゃんが受付出迎えてくれほっこり。

珪藻土とは最近雑貨屋とかでちらほら見かける、コースターに使われている吸水性の高い土のことです。主な産地はここ能登地方で、僕の地元岡山も産地なんだそう。水捌けが良いから土壌改良などにも使われるみたいです。

 

のと鉄道の車両に乗り込みます。

コソコソ写真を撮ったのでうまく比較できませんが車内の様子は劇中のまんまです。

近江鉄道の時も感じましたが、ローカル線特有の時間の流れののんびりさを体感。乗ってる人も少ないし電車もこじんまりしてるし、何より通るところが田舎だなあという印象を受ける。実際田舎ですが、遠くに来たなあとも思うのです。自分の地元のローカル線とはまた違う郷愁を感じる。

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とまあ電車に揺られてたら着きました、西岸。

降りたホームは駅舎の反対側。歩いて線路を渡ります。

 

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今、僕は緒花に会いに湯乃鷺温泉に来ています。そうです、僕は孝一です。

 

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緒花、、どこ、、、

 

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会えました。



無事、緒花と合流できたのでひとまず駅舎から出ます。

 

 

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この辺のモデルはしっかり残っています。

尻ばっか追いかけてる。

 

朝ごはんをたらふく食べたとはいえ、お腹が空いてきました。

お昼は駅から徒歩数分の宮本水産さんでいただきました。

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牡蠣釜飯

豪快に焼き牡蠣と行きたいところでしたが懐石並みの値段になりそうだったのでこちらの釜飯をいただきました。

www.notokaki.com

 

予定ではラッピング列車に乗って帰る予定だったのですが、予想より昼食に時間がかかってしまったため、一本遅い列車で金沢に戻ります。おかげで西岸でのんびりできました。

 

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物語の始まりと終わりの対になるシーン

 

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名残惜しいですが時間に限りがあるのでここで金沢に向けて戻ります。

ちなみに諦めていたラッピング列車ですが、帰りがけに穴水行きのラッピング列車とすれ違い、わずかな間ですが見ることができました。ちょっと嬉しいサプライズです。

 

 

 

 

金沢駅に戻り、サンダーバードで新大阪に向かいます。

せっかくだし指定席取るか〜と思っていましたが時間が微妙だったので、自由席に並んで無事座れました。発車後のアナウンスによると指定席は満席だったようです。さすが観光都市金沢。

 

新大阪からは新幹線で広島まで。こちらは日曜夜20時代の便ということもあり車内はガラガラでした。広島で在来線に乗り換え、最寄りまで。日付が変わる頃に帰宅しました。

 

 

 

・まとめ

二泊三日の聖地巡礼旅。どこでもドア切符という超お得な切符がなければ実現しなかった気がします。高山がめちゃくちゃ遠い。gotoトラベルも使ってなんやかんや旅費を抑えることができてコスパの良い旅だったと思います。

それに、一度にこんなにたくさんアニメの聖地を巡ることができて脳がパンクしそうです。今回のために氷菓を見返したり花咲くいろはを完走したりと行くまでの準備も楽しかった。特に花咲くいろはは見なければとずっと思っていた作品なので、それを完走してすぐ聖地巡礼もできるなんて最高の体験でした。

 

また、今回のように旅行をすることがあれば思い出に残す意味合いも兼ねて、こうして記事にできたらなあと思います。できれば今年度中にもう一度どこかに行きたい。