ごきげんな理由

でっかい独り言です

風邪を引いたら懐かしさを覚えた話 2020.12.2

 

 

 

先日、久しぶりに微熱を出し、家で大人しくアニメでも見るかとdアニメストアを物色していました。頭が働かないから難しいのはダメだな、長時間見ると疲れるから一気見したくなるのも避けた方が良いか、とかだらだら探してたら見つけました。

 

BLEACH

 

そういえば今年新作アニメの発表があったな〜とか思い出して、懐かしさも手伝い破面編を視聴。

うわ〜、あったなこのシーン!とか、懐かし!このop!とか一人で盛り上がりながら飛ばし飛ばし各話を見続け、ふとこんなことを思いました。

 

「あれ、BLEACHってこんなに面白かったんだ。」

 

突然ですが僕は1998年生まれの22歳です。(2020.12.2現在)

僕が小学校に上がる頃と同時に、BLEACHの放送が開始されました。破面編の時小学校4年生くらいで、毎週テレビの前でリアタイしていました。

語弊がないように言っておくと、当時もBLEACHは面白くて毎週ワクワクしながら見ていました。

 

 

 

見ていて気づいたのが、まずopの演出のかっこよさ。これ、思春期の男の子大好きだよな〜っていう「かっこいい」を前面に押し出したop映像。

一連の映像を流すだけでなく、メリハリのついたシーン変更をつい目で追ってしまうし、サビへの盛り上げもうまい。アフターダークのop映像を見て欲しいのですが、まだ見ぬ敵の今日キャラ(幹部)が勢ぞろいしているの見ると、どんな奴らなんだろう!早くそこまで見たい!って思っちゃうんですよね。

 

あとBLEACHってちょくちょく本編の合間に少し長いサブストーリーを挟むんですが、そのサブと本編とでopの曲調をガラッと変えてくるんです。

しかもいいところで挟むので、気になっていた続きが見れる!っていうワクワクを増幅してくれる。

音楽つながりで、劇伴もやばい。死神や虚という”死”をテーマに扱った作品でもあるので、良い意味で不安感を煽るBGMが映像にマッチしてる。特に一護が完全虚化した時の絶望感は半端じゃないですね。

 

 

アクションも良い。

これは当時見ていた頃から大好きでかっこよくて真似してたんですが、10年たった今見てもかっこよくて熱いんです。こういう作品なので毎回強敵との戦いが描かれるんですが、それがとにかく派手。野球で例えるなら気が抜けない投手戦というよりはバカスカ打ちまくる乱打戦って感じです。(なんで野球で例えた)

当時のクラスの半分は卍解を習得していて、右手をよく顔の前にかざしていました。

 

技名もかっこいいよね。大紅蓮氷輪丸とかたまらん。

 

 

そして、見返して印象的だったのが、善と悪という両極で済ませないということ。

グリムジョー、ノイトラにウルキオラ。

前二人には最期に過去のシーンを挿入することで、彼らを形作る”信念”を視聴者に見せてくれる。

「心」がわからないウルキオラには、最期に織姫の意を理解した(その悲しみに触れる)という演出を加えている。

 

破面という明確な敵として描かれますが、敵だから悪。というのではなくて、それぞれの立ち位置や個人そのものを描くことで、キャラとしての魅力を引き立てているのは見事だなあと思います。

 

 

 

 

夕方から見始めたのですが、結局日付が変わる頃まで見てしまいました。翌朝起きたら熱も引いていたので良しとします。

アニメの続編が楽しみです。ユニゾンのタイアップとかになれば最高ですね。