ごきげんな理由

でっかい独り言です

毎日アイカツ!その16

ちょっと間隔が空いちゃいました。先日温めていたユニパレ供養記事が完成し少し燃え尽きた感じがしてたのでしょうか。演者の入れ替えや組み合わせも考慮しセトリから考え一部演出も盛り込んだのでかなり時間がかかってしまいました。そして文字数も計2万3千字(多分)とちょっとした長さになってしまいました。なにぶん架空のライブ記事ですからね、次は実体験をもとに書きたいです。

 

 

 

 

アイカツ!16話「ドッキドキ!!スペシャルライブPART1」(6/10視聴)

 

 

 

 

美月のポスターを眺め放心状態のいちご

「緊張するな、と言っても無理だよな。あの神崎美月と同じステージに立つんだから。」(蘭)

「いちごちゃん、私がついてるから心配ないわ。」(あおい)

「美月さんのつもりか?全然似てないぞ」(蘭)

やっといちごが声を発しました。

「ああ...楽しみすぎる!」

どうやら緊張ではなく期待でフリーズしていたようです。

とはいえ新人の身で美月さんと同じステージに立つことには変わりません。

私たちがついてるからね、とあおいが言ってくれました。

 

 

 

 

・トップアイドルとしての神崎美月

翌日

ホームルームの時間ですがいつもと異なる空席が。ライブの準備でいちごはしばらくお休みです。

「「いちごなら大丈夫!!」」

あおいと蘭はいちごを信じてる。

 

打ち合わせの部屋に来たいちご。予想外に多くの人が集まっていて少し気圧されています。

「あの、、、」(いちご)

「挨拶はどうしたの」(美月)

いつもよりきつい声音で美月に促され慌てて挨拶をします。

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学園長もやって来ました。少し硬い空気に気づいた様子。

月影さんからライブについての説明があります。今回は5万人規模のライブでチケットは2秒で完売。美月をモチーフにしたグッズやショップも多数展開し、公演時間は今までの2倍、スタッフの総勢1000人で臨みます。

「このライブでは昨日までの自分を超えてさらに進化した神崎美月をファンの皆さんにお見せしたいと思います。」(美月)

そしていちごも2曲歌うそう。いちごも美月に続いて挨拶します。

セトリや演出に自分の意見を提案する美月にただただ圧倒されるいちご

「美月ちゃんすごい大人のスタッフとこんな風に話せるなんて。」

 

打ち合わせが終わりいちごを連れてどこかへ歩く美月。

「星宮、行くよ」

前はいちごちゃんって呼んでくれたのになんで名前で呼んでくれないんだろう、、、

 

美月と歩くいちごに声をかけるあおい達。でもいちごは気づきません。

月影さんが教えてくれました。地獄の特訓をするそうです。ステージの1番の見どころとは、、、?

 

いちごにアピールのお手本を見せる美月。普段からトランポリンを使って練習をしているようです。

「今から星宮にはスペシャルアピールを出す特訓をしてもらう」(美月)

言われたように特訓をするもうまく飛べないいちご。

「これじゃスペシャルアピール出せないよ、、、」

悩むいちごに、アピールって何だかわかってる?と美月が声をかけます。

アピールには色々な種類があって中でもスペシャルアピールは1番の見せ場。ライブに来た人が一番盛り上がる瞬間だそう

「どうして転入オーディションで出せたと思う?」

ずっとステージにいたい、って思ったら自然に出せたんです。と答え、美月もそれは素晴らしいことだと言います。

「でもまぐれ。自由に出せるようになってこそプロのアイドルと言えるの。」

 

ベンチで話す三人

「美月さんはスペシャルアピールを常にマックスの3回まで出せる。」

蘭が言いあおいも続けます、

「そんなことができるのは神崎美月ただ1人。」

「だからこそ神崎美月は誰もが認めるトップアイドルなんだ。」(蘭)

 

スペシャルアピールを自在に出せるようにならないと。

美月に言われても自分は新人だから同じようにはとても、、、と俯くいちご。

しかし美月は疑問を投げかけます。

「それでいいの?」

「確かに新人だからと言えばみんな大目に見てくれる。でもそれでいいの?」

「ステージが楽しい、ずっとここにいたいと思う気持ちはアイドルとしてとても大切なこと。星宮はそれをもう掴んでる。だけどスペシャルアピールを出すには他に大切なことがある。」

それってなんですか?

いちごが尋ねるも月影さんが迎えに来て美月は仕事に行ってしまいました。

アドバイスが欲しいいちごにお疲れ様、と微笑んで立ち去る美月。

大切なことってなんだろう、、、?

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・ファンのために

夜になっても部屋に戻ってこないいちごを心配するあおい。月影さんから連絡が入り出かけます。

向かった先は体育館でした。いちごはまだスペシャルアピールの練習をしています。

「月影さんが連絡くれたの。いちごはきっとご飯も食べずに特訓してるから迎えに行ってあげてって。」(あおい)

月影さんの配慮が嬉しい、、、

 

蘭とおとめも合流し食堂で晩御飯です。

他のみんなは食事を済ましているのでいちごだけ特大オムライスを頬張っています。

今までずっと特訓していたといういちごに笑顔で声をかけるあおい

「頑張ったね!いちご!」

「そんなに辛かったのか?特訓」

蘭に聞かれいちごは表情を曇らせます。全然できなかったといういちごをあおいはフォローします。

「しょうがないよ、まだ新人だもん」

「それじゃダメなの!」

いちごには美月に言われた言葉が重くのしかかっているようです。

わかってるけどどうしたらいいのかわからない、、、

そんないちごを見て蘭が何か思いついたよう

「まず、オムライス食べな。それから見せたいものがある。」

 

部屋に戻り美月のFCページを見せる蘭。そこには美月に早く会いたい、などファンからのメッセージが。

「そう、みんな楽しみにしてるんだ。何ヶ月も前からチケットを買いその時が来るのを心待ちにして、どんなライブになるんだろうかと期待を膨らませている。」

「ファンにとってライブは神崎美月と同じ場所で同じ時間を過ごせるかけがえのない機会なんだ。」

蘭の言葉にあおいとおとめも頷きます。

いちごも少し吹っ切れたみたいです。

「私、新人だからなんて言い訳してたらダメだよね。蘭ありがとう。みんなにライブを楽しんでもらいたい。だからスペシャルアピール3回出せるように頑張る!」

 

翌日再び特訓に励むいちご。どうすれば美月さんみたいにスペシャルアピールを出せるんだろう、他に大切なことってなんだろう、、、

特訓している間もずっと考え続けます。

 

 

 

 

・悔しさが前進への原動力

そして本番前日

「星宮は精一杯の努力をした。だから今日のリハーサル自信を持って全力でね。」

そういえば、どうして名前で呼んでくれないんですか?と尋ねるいちごにこう答えます。

「その方が同じステージに立つ者どうしふさわしいわ。あなたとは本気で向き合いたいから。」

「だから星宮も本気でぶつかってきて。リハーサルだからって遠慮はなし!」

 

アイカツシステムの前で互いを見やるいちごと美月

ドレスは2人ともエンジェリーシュガーです。曲は「アイドル活動!」

美月はAメロでいきなりスペシャルアピールを出し、サビ前にも披露します。そしてサビでいちごと2人でアピールを出しました。

 

リハーサル後、結局一回しか出せなかった、、、と落ち込むいちごにスタッフさんが声をかけてくれます。でもやっぱり”新人”というフィルターを通して見られてるし、初めて2人で同じステージに立ち改めて美月との差が浮き彫りになった気もする、、、

 

会場の外に出ると美月と会いました。いつもと様子の違ういちごに気づく美月

「どうしたの?」

「なんでも、ないです...」

「星宮、遠慮はなしって言ったよね?」

 

美月に促され心の声を漏らすいちご

「悔しいんです!スペシャルアピール1回しか出せなかった。明日のライブを楽しみにしてる人をがっかりさせちゃう。」

俯くいちごにゆっくりと美月が声をかけます。

「きっと明日は3回出せる。だってあなたはもう大切なことを学んだもの。」

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「できなくて悔しいと思う気持ち。それがあれば前に進める。」

「これでいいと思えばそこで終わり。でもアイドルは常に前に進まなきゃ。」

 「美月さんもできなくて悔しいって思うことあるんですか?」

「もちろん、毎回思ってる。だから前に進もうって思うの。」

すごい!といちごは美月の手を取ります。

「美月さんはやっぱりすごい!まだ本番まで1日ある。ギリギリまで特訓します!スペシャルアピール3回出してみんなに楽しんでもらいたいから!」

キラキラした表情で話すいちごを見て美月は再び学園長の言葉を思い出します。

「かすかに可能性を感じるの。人を惹きつける...」(学園長)

「天性の...スター。」(美月)

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アイカツ格言

「アピールはステージの華」いちごとあおいです。

1回出すだけでもすごいと思っていたスペシャルアピールを3回も出せるなんて、、、誰もが認めるトップアイドルなわけです。ファンのみんなが一番盛り上がる瞬間だからこそファンを大事にするアイドルは日々特訓に励むんですね。

 

 

 

 

・まとめ

これはまた今後に大きく関わってきそうなお話でした。”アイドル”星宮いちごの最初のターニングポイントは間違いなくこのスペシャルライブでしょう。今回はリハーサルまででしたので次回がいよいよ本番ですね。どうなるか見守りたいです。

ほとんどいちごと美月に焦点を当てたお話でした。対等の存在として見ているからこそいちごに厳しく接したり常に前に進む姿勢を見せるなど、美月のすごさを改めて実感しました。いちごはアイドルとして大切なことが何か悩んだ末にリハーサルで身をもって体感しました。思えばいちごが最初からこんなに真剣に何かに悩み取り組むのは初めてだったような気がします。

 

そして短い出番の中でも際立つあおいと蘭の存在感。あおいはいちごを気遣い優しく支え、蘭は正直に必要なことを言ってくれます。 蘭はだいぶ最初のキャラと変わったけど自分にも他人にもまっすぐあろうとするのは変わりません。あおいは支え支えられ合う関係を何度も見てきて親友の姿だな、、、と見ていてうんうん頷いてます。

 

いつになくシリアスな回でしたが絶対必要なお話なんだと思うとワクワクします。まさにドッキドキ!!なスペシャルライブ回前半でした。