ごきげんな理由

でっかい独り言です

俺たちのユニパレを取り戻せ  〜アイカツのライブ ユニパレ!DX感想・上〜

※本記事はフィクションです。また最初の方は本題とは直接関係がないので、興味ない方は読み飛ばしてください。

 

 

 

 

今回はアイカツのライブ、ユニパレDXです。(土曜公演)

開催されてからかなり月日が経ちましたが、こうしてまとめることで振り返っていきたいと思います。セトリ見て色々思い出しました。

ライブの感想&曲とか諸々について書きます。色々書きます。

それでは。

 

 

 

 

2020年3月7日(土) 

Tokyo Dome Cityhall

 

約1年半ぶりのアイカツのライブ、ワクワクが止まらない!

 

というわけで普段は広島に住んでいるのですが、実は3月5日から東京入りしてました。当日までは江ノ島でブタ野郎になったり六本木で左腕の包帯脱ぎ捨てたり、それなりに予定を入れていたので暇することはなかったです。

 

関連して、昨年の2月に三郷市文化会館で行われた青ブタのイベントの円盤が11月に発売されたので(正確には劇場版の特典)、今回現地に向かう前に視聴しました。

自分が参加したイベントを映像で振り返るのも良いですね。あの日五感全てを使って味わった時間を簡単に取り戻せました。

最近メルカリでもう見ないだろうという円盤を売りに出していましたが、映像記録はできるだけ手元に残しておこうと思いましたね。

ちなみに雪まみれで途中入場したオタクの姿は映ってませんでした。

 

 

 

 

 

さてここからが本題

 

 ユニパレツアー、千秋楽の舞台はTOKYO DOME CITY HALLアイカツのライブではおなじみの会場らしいですね。キャパはおよそ3000と、これまでの地方公演よりかなり余裕があります。実際僕も地方公演のチケットは全落でしたが、DXでは連番のオタクと合わせて無事チケットを確保することができました。

チケットの形態は最近よく見かけるようになったラインチケットでしたが、ペーパーレスは本当に便利ですね。発券をしに行かなくてもチケットが向こうからやってくる。チケットをなくす心配がないのが本当にありがたい。ただ僕はいまだに支払いはコンビニでしか行なっていないため、気づいたら支払いジャーしてワロタとなることが多いです。

 

 

 

 

こちらがユニパレ2日目ナイトタイムの演者

 

逢来りん・松永あかね・木戸衣吹美山加恋・二ノ宮ゆい・陶山恵実里・桑原由気 

るか・ふうり・りすこ・みき・ななせ・りえ

 

声優陣はスターハーモニー学園のメンバーが揃いました。各フレンズとも声優業界の先輩後輩といった感じでバランスが良い。特にハニーキャットは、新人の子が面倒見のいいお姉さん役をしているのがたまらん。

逢来りんちゃんはDX以外の地方公演から全公演に参加しています。えらい。

 

問題の歌唱担当...

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オラもう、、、

 

 

 

 

そして16:00

会場となる東京ドームシティホールに到着。

グッズは事前物販で購入していたので物販には並びませんでした。

ソレイユTシャツに袖を通し、開演です。

 

今回のセトリはこちら

01.君のEntrance/らき

MC

02.導かれて/さくや

03.偶然、必然。/かぐや

04.絆~シンクロハーモニー~/さくや・かぐや

05.スタージェット!/みき・ななせ・りえ

06.8月のマリーナ/みき

07.Sweet Sp!ce/ふうり・るか

MC

08.MiracleForce Magic/ななせ・りえ

09.episode Solo/るか・みき・ななせ・りえ

10.Girls be ambitious!/舞花

11.おけまる/エマ

12.個×個/舞花・エマ

13.禁断 Hide&Seek/ふうり・りすこ

14.Thrilling Dream/りすこ

15.prism spiral/ふうり

MC

16.Signalize!/ふうり・りすこ・らき・あいね

17.Blooming Blooming/るか・らき

18.ありがと 大丈夫/あいね・みお

19.セカイは廻る/みお

20.窓-ココロ-ひらこう/あいね  

21.いっしょにA・I・K・A・T・S・U!/あいね・みお・エマ・舞花

22.STARDOM!/るか・みき・ななせ・りえ

MC

23.MY SHOW TIME!/ななせ

24.いばらの女王/りえ

25.きらめきメッセンジャー/みき・ななせ

26.チュチュバレリーナ/ななせ・りえ

27.Growing for a dream/らき

28.START DASH SENSATION/るか・りえ・みき

29.Let's アイカツ!/全員

MC

30.Lovely Party Collection/全員

31.カレンダーガール/全員

32.アイドル活動!オンパレード!Ver/全員

 

 

ぐだぐだ書きます。 

 

 

 

 

アイカツオンパレード!は歴代シリーズの登場人物たちがシリーズの垣根を超えて共演することが放送前から喧伝されており、どうしてもそちらの方に目が行きがちで、主人公である姫石らきちゃんが薄いです。個々の光が強すぎて主人公埋もれがち。(だからキャハッてるのか?)

これまでのシリーズは最低でも76話は作られていて、各キャラを形作るエピソード、日常風景といったものが描かれており、アイドルたちの軌跡を視聴者も追いやすかったと思います。しかし、オンパレはアニメも全25話と少なく、加えて登場キャラクターの多さから一人にスポットライトを当てることはほとんどできませんでした。

その中で、今回唯一の新キャラクターとして登場したらきを理解するためのものとして、「君のEntrance」があるのではないでしょうか。

 

アイドルの先輩たちも最初は希望と不安でドキドキしながら扉を開けた。新たに一歩踏み出すことへのエールというシリーズを通したメッセージをここでも受け取ることができます。自分を振り返りつつ誰かの背中を押す内容だと思うので、最終話の後で改めて聴くとすんなり入ってくる気がします。

楽曲への理解とか解釈って基本的に時間と共に深まり変化するものだと思うので、しばらくして2周目でもしたらまた違う印象を持つかもしれません。

アイカツを見てそのメッセージを受け取ってきた逢来りんちゃんが、アイカツのキャストとして今度は発信していくという奇跡。これもまたSHINING LINE* 

 

らきについては京都のアイカツマルイでキャラデについての記載がありました。瞳の虹彩は各主人公のものを取り入れてまさに集大成という感じですが、髪色についてはこれまでの主人公たちと比較しても主張に欠けるものになっています。なぜそうしたのかも言及されていたと思うのですが綺麗に忘れたので各自想像で補完してください。

 

 

 

 

百合姉妹の曲はゴシックの系譜を受け継いでいるぶん、割とかっこよさに振り切った曲ですが、特に「絆~シンクロハーモニー~」はヤバい。

最初に聞いたのが5thフェスの時で(当時最新話まで追いついてなかった)、イントロでショパン聞こえてきた時にはナニモンだよと内心叫びました。

やっぱ双子っていうのはアイカツにおいてもアイデンティティの一つで、双子が歌う曲ってこの曲しかないわけで、二人で歌うことを前提に作られたデュオの中でも抜群に調和してる曲だと思います。

 

 

 

 

アイカツスターズ!のOPはどれも甲乙が付け難く、僕の中では横一列で並んでいる感覚。というのもどの曲もメッセージ性がすごく強いんですよね。作り手が視聴者に伝えたいアイドルの姿、アイドルとしての生き方のようなものをビシビシ感じて、こちらも聴いていてうんうん頷きながら高まるわけです。

 

スタージェット」はゆめがS4戦でひめ先輩との対決に選んだ曲。小春との別れや不思議な力と向き合い成長した彼女が、自分の全てをぶつけるに値すると判断した曲であり、過去の自分に語りかけるようであり今の自分と並走している感覚でもある曲(だと勝手に解釈してる)。だから個人的にはせなさん1人で歌うverの方が好きなのですが、小春、ローラという大切な仲間と歌うスタージェットもいいなあと実際に浴びて思いました。

 

 

 

 

「8月のマリーナ」、まだ3月初旬です。(アニマルカーニバルは?)

 

 

 

 

とにかくかっこいい曲です。これ、アイカツ(のライブ)か?となるけど楽しい。

オンパレの「Sweet Sp!ce」の劇的に解像度の上がったCGステージでニカッといたずらっ子みたいに笑ういちごちゃんを見てクソでかい声が出る。「ダイヤモンドハッピー」でも見ることができた気がする。

 

いちごちゃんって見た目からは可愛い系のアイドルですが、音城セイラというロックなあの娘と組むとまあかっこいい。そんで曲名がある意味シンプルでいい。わかさんとふうりさんが歌うっていうのも余計な想像になっちゃうけど、ある意味いちごとあおいが歌うと捉えることができる。聴いてる時にわざわざセイラとあおい姐さんを交換しないけど、その事実だけでおいしいです。

「フレンド」とかもそうですが歌唱担当が同じでキャラクターが異なる場合、本来の組み合わせで聴くかあえて別の子を当てはめるかで違う解釈を楽しむという遊びをたまにしてます。

 

るかさんのソロ曲って言ったらあの満面の笑みで歌う曲ばかりで、SDSとか感極まってよく泣いていますが、感情表現豊かな彼女のロックなステージはまた違う魅力がありました。

 

 

 

 

桜庭ローラというアイドルは、言い方は悪いですがスターズ!の中でもなかなか損な役回り(どう捉えるかは人に依りますが)で、なんとか報われてほしい!という気持ちが思い入れの強さになってたりもします。同じ理由もあり、フレンズ!ではハニーキャットの推し度が高い。

劇中では二人のアイドルが「MiracleForce Magic」を歌っていて、その歌唱担当のななせとりえが歌ったけど、なんか、他の曲でもそうですが、オタク試されてる(耐久面で)気がしました。

 

 

 

 

アウトロが終わるとイントロが流れてくるんだよと初手から殴り込みにかかるこの曲が好きすぎる。

この曲なんだろ、とイントロを少し聴いて曲を当てるのも楽しいですが、一発で理解(わか)らせる曲も大好き。

ゴリゴリのEDMで女児アニメとはもはやなんなのか、という感じだがそこが良い。50話で25代S4最後のステージにこの曲を歌ったのが、アウトロ(25代S4の時代)からイントロ(次は26代の番)と、後任者へのエールになっていてやっぱ先輩には叶わないなあと思わせてくれる。

「episode Solo」は楽曲制作集団MONACA石濱翔さんが作編曲で、作詞は只野菜摘さん。ハズレなわけない。

 

 

 

 

「舞花は舞花」「エマはエマ」「「私たち、ぶつかるくらいがイイカンジ!!」」

これだけで無限に想像できます。フレンズという制度(?)ほんと恐ろしい。

 

「Girls be ambitious!」はこの年代特有の心情を歌ったという点で「オトナモード」と似た雰囲気を感じる曲です。フレンズも良い曲が多いのですが大半が音源未所持でまともに聴いてない曲も多い。レンタルとかサブスクとか音楽を聴くのに必要な選択肢は増えましたが、やはり購入が一番丸いです。

 

舞花は珠璃と非常に雰囲気が似ていますね。たまにどっちがどっちの決め台詞を言っているのかわからなくなるのが難点です。

どうでも良いですが渡辺翔さんと石濱翔さんの「翔」もよくこんがらがります。

 

 

 

 

「おけまる」、爽やかな青春チューンという感じですが歌詞が攻めているという部分で、某一大コンテンツのあるアイドルや、某競合メーカーのキャラが似たようなノリの曲を出してる。そしてみんなツインテ(なんで?)。

エマちゃんはビジュアル的に一番好きだったけど、2期から登場したアリシアには勝てなかった。

 

ハニーキャットは主人公補正で一生トップになれなかったり、ぽっと出のアイドルに負けたりするなど(その後の展開には一応繋がる)、ある意味ローラ以上に不憫ですね。だから好きになっちゃうんだよな〜とは言いたくないけど、その側面があるのは否定できないのがちょっと悲しい。まあ好きな理由はなんでもいいとは思う。

 

 

 

 

「禁断 Hide&Seek」

 

曲の出だし聴いて横転

 

フォトカツ曲の一部ってこれまでよりさらに振り切った曲が出てきてると思うけど、スマホアプリ発の曲ということで、攻めた曲を遠慮なく投下してくれたのが嬉しいですね。

僕は無印を完走したのが遅かった、というか5thに間に合わせるレベルだったので(そもそも見始めたのもその年の6月だった)、サービス終了前に遊べませんでした。マジでフォトカツプレイしたかった、、、

そういうわけで、音源は所持して曲は聴きつつも、これまでのようにストーリーと関連づけることができず、どこかふわふわした心持ちでしたが、現地で聴く爆音で目が覚めました。ふうりさんとりすこさんはミアレジでハードな曲歌い慣れてるからかもしれないけど、二人で歌ってても全く違和感ないのが凄かった。

 

この曲はBPMありえん速いしPVがまためちゃくちゃいいんですよね。セイラが入ることでゴシックとロックの融合が起き、ゴシックを無理矢理ロックで引っ張るといった印象(どんな印象だよ)。フォトカツ曲も歌詞がばちばちに刺さるものが多いのでアプリで遊べなかったのは残念ですが、その分を想像で補うのも楽しい。

 

 

 

 

「Thrilling Dream」この曲はトランペットが入ってるのが他の曲と少し雰囲気が違いますよね。ジャズの感じも入ってるんですかね。歌っているのが蘭と美月さんというイメージカラーが紫な二人という点も曲にぴったりで、あの二人が揃うとエロい。

ちなみにオシャレ怪盗スワロウテイルでは蘭とユリカの絡みが多くて見ていた当時は、それ!!!となっていましたが、ユリカにとっては相手が悪かった(79話)。

 

 

 

 

個人的に一番キャラに近い姿だと思うのがふうりさんのあおいなんだけど、やっぱり身長ですかね。福岡ではオトナモードをソロで歌うというとんでもないことをしでかしてたけど、今回は安定の「prism spiral」 

あおいちゃんにはもっとロックな曲も似合うと思うんだけどセイラがいるから難しいか。オトナモードな世界線は掴みとれませんでした(もうやった)。

 

 

 

 

久々のらき&ピュアパレットとふうり姐さんの「Signalize!」 

女児アニ最初のopで畑亜貴全開の曲を流していいのか?しかもサウンドも重々しいし。と思うけど、聴けば聴くほどしっくりくるもんなのが不思議。女児向けのアニメ、という固定観念で考えるとそりゃ明るさのない曲のどこが良いのかとなるけど、アニメの中の女の子たちは中学生で、しかもアイドルとして新たな道を歩もうとしている。どちらかというと不安の方が大きいかも、でも望む場所を目指して前進することに希望も抱いている。

その相反する感情が一曲の中に共存してて、アイカツの最初を飾るにふさわしい曲。そして「カレンダーガール」と合わせるとちゃんとopedで完結をしている。と何千回も行われたであろう考察みたいなものをしてみた。

元々年代に捕われないというコンセプトでアイカツの楽曲は作られているというちゃんとした理由はあります。らきが歌うということは、役としてだけでなく逢来りんという一人の少女としての意味も想像できる。

 

 

 

 

「Blooming Blooming」、大空あかりという女の子が少しずつ成長していることを教えてくれる曲。オリジナルスターを目指して日々のアイカツを頑張ってきた子が歌う曲がこれは泣くだろ。

 

蕾から少しずつ のぞきだした自分色に 

過去いちばんの トキメキで、さあ デビューを歌おう

 

るかさんはよくSDSで号泣してますが、そらあれだけ一生懸命な子があこがれを掴むまでの道のりを一緒に歩んできたんだから誰だって泣くよって話か。

マジでこのツアーで逢来りんちゃんはアイカツ7年分のパワーを浴びてるだろうし、将来が楽しみすぎてワクワクが止まらりません。みなさん逢来りんを推しましょう。

 

 

 

 

ピュアパレットというフレンズですが、個人的にはいちごとあおいの二人の関係に近いものがあるんじゃないかって思ってます。大きく違うのは出会った時期くらいですかね。そこらへんについて語ってるスタッフ陣のインタビューみたいなのがあればぜひ読みたいです。フレンズ!のコンプリートブック早く出ませんかね...

 

それまでのシリーズは一気見のような感じで視聴したため、リアタイにシフトしてから感情移入が難しかった。またどうしてもアイカツ!の続編のような感じで見てしまったために、自分の中のアイカツ像と噛み合わなくてしっくりこなかった、等の理由から純粋に楽しめてませんでした。あいねとみおが再びフレンズを組む回の最後に最初の鐘が鳴る演出がめちゃくちゃ良くて、そこから一つの作品として楽しく見てた気がします。

 

ピュアパレットが歌う曲だと「アイカツフレンズ!」が一番好きなのですが、今回はセトリから外れたのが残念。「一番のポジティブ アイドル活動」で始まる掴みがうまいんですよ... ライブの最初はこの曲が最適に思うくらい良い。

 

あとフレンズってシリーズの中でも一番女児向けにシフトしてる気がするけど、やっぱりキャラデがとっつきやすいからなのかな? グッズの売り上げも横ばいで耐えているという内容のツイートを見かけたし、アニメはめんどくさいアイカツおじさんの評価がイマイチでも、メインターゲットの女児の心は掴めたんですかね。

 

 

 

 

「STARDOM!」、2年目を迎えたアイカツスターズ の船出に流れるのにこれ以上の曲はない。「スタートライン!」が、アイドルという夢を叶えるために新しい世界に飛び込み憧れに向かって頑張る女の子の曲なら、この曲は酸いも甘いも経験し夢を叶え憧れに届いたその先のいわばBパート、そして「MUSIC of DREAM!!!」に繋がる。

唐沢美帆さんの歌詞はなんか心の叫びのようで聴いていてぐっと掴まれる。またサウンドも徐々に上げていきながらもサビではどこか悲壮感も漂うものになっており、純粋な憧れだけではなく様々な経験と2年目の覚悟のようなものも踏まえた構成が胸にストンと落ちる。

 

各シリーズでそれぞれ特徴がありますが、無印は王道、スターズは孤高、フレンズは融合って感じで捉えてて、シリーズの中では尖った印象を受けます。個性が強い。曲もそんな感じがします。

 

 

 

 

ここからの4曲はアニメの本筋からは離れるのですが、歌唱担当の二人について。

松岡ななせさんと藤代リエさんは、仲が良くて二人で旅行に行ったりもしており、Twitterやインスタで写真が上がるたびにスマホぶん投げるくらい顔面が好きですが、それと同じくらい歌唱担当としての二人も最高です。

まず無印における二人の担当は黒沢凛ちゃんと氷上スミレちゃん(2代目)なのですが、彼女たちは後輩と先輩のユニットを組むんですね(ダンシングディーヴァ)。それで劇中ではスミレが凛に手を差し伸べる訳です。

 

130話「ユニットの魔法」

anime.dmkt-sp.jp

 

 

アイカツの歌唱担当って割と入れ替わりがあって、楽曲クレジットはこの人なのに歌っているキャラクターの歌唱担当は違う、みたいなややこしいことがよくあります。

もなさんの卒業に伴いスミレの担当はりえさんにバトンタッチします。りえさんはスミレちゃんが大好きだった分、自分にスミレが務まるのか不安に思うのですが、ここで「きらめきメッセンジャー」という曲を聴いてください。

 

伸ばす手に ギュッと握るメッセージ

私を走らす原動力は あの日の”元気出していこう!”

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

バトンをつないで きらめくステップで 伝えたい FROM ME

今日だって ハロー・グッバイ 毎日がSPECIAL

憧れのレジェンド キミがくれた いつかの想いを

今度は 私が手渡そう

 

この曲はななせさんと、もなさんというスミレの初代歌唱担当の方が歌っています。

もなさんは自分の後を継ぐりえさんに、私もスタアニの先輩から受け取った想いをあなたに繋ぐよ、とエールを送り、新たにコンビを組むななせさんも、もなさんと同じエールと、アイスタでは先輩の立場として今度は私が引っ張るという決意表明の表れだと思ってます。

劇中ではスミレ先輩から手を差し伸べてもらった凛ちゃんが、今度は自分が手渡す番になるの熱すぎませんか???

 

フォトカツの曲ということで、アニメにそこまで縛られない楽曲だからできたことなのか、兎にも角にもこの曲が誕生する土壌を作ってくれたアイカツ!というコンテンツに感謝...

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「Growing for a dream」曲のテンポに合わせながらランウェイを颯爽と歩くステージがかっこいいです。わかさんのイメージとぴったりで、例えば「輝きのエチュード」はしっとりとしたバラードも素晴らしい、となりますが、この曲はもうそのまんまで最初からそこにあるものという印象。表現の幅がわかる曲ではなく表現者を体現する曲。あくまで個人的な感想ですが。

 

なぜだか最初期からある曲だと思い込んでいたのですが、意外にも18話が初出でした。Aメロの歌詞が年頃の女の子の心情をそのまま書いたみたいで好きです(年頃の女の子になったことはない)。劇中では中学生や高校生の年代の子が歌いますから、その年頃ならではの表現ってのも良いですねえ。そういう意味ではぴったりですね。

 

 

 

 

泣きアニメ

「START DASH SENSATION」の歌詞はスターライトクイーンになるまでのあかりちゃんを想起させるもので、実際ライブではその映像がスクリーンに映し出され多くのオタクを泣かせています。

未来向きの今という177話のタイトルにもあるように、あかりからスミレ(他のアイドルたち)へのメッセージとも取れるわけで、大変想像力を掻き立てられその分涙腺もまた緩む曲になっています。流れただけで胸がジーンと熱くなり、映像とセットになったら(以下略) 

感動的なシーンに音楽を添える手法はよくありますが、アニメ終了後にこの手法や逆のパターン(ライブ等の演出)にお目にかかる機会はなかなかないと思われます。だからこそこうして定期的にライブを行うなどして供給してくれるコンテンツは、大事にしていきたいものです。

最近5thの円盤を何回目か見て、SDSではるかさんと下地紫野さんが歌ってたんですが、2人が互いを抱きしめ合ったのを見て無事消滅しました。以上です。

 

例の演出についてのツイート見かけたので貼っときます。オタク冷静な視点を持てないがち。

アイカツのライブで背景に流れるクソエモなダイジェスト映像に対して「あの演出はもう悪魔の発明ですよ。見てる人を殺すんですよあれは。」と熱弁したらとあるフォロワーさんに「人ひとりの人生を流してますからね」と冷静に指摘されたことがある。

— ハリーさん (@harry_star) 2020年5月20日

 

 

 

 

 

「Let's アイカツ!」 アイカツシリーズのテーマソング(公式なのかは知らない)の中で一番好きなやつ。アイカツ楽曲の中で一番振りコピしたい曲でもある。

アイドルソングに詳しいわけではないけど”王道”という感じがします。曲進行とかにもっと注目して見れるようになりたいですね。

1話の中に多くの曲を詰め込んだという意味でもスペシャルな劇場版アイカツ!でも披露されてましたけど、世代の違う3人のアイドルが揃って歌った曲は他にないのでは?

 

 

 

 

ここからアンコール

 

「Lovely Party Collection」op映像が歌詞をモチーフにした物語仕立てになっており曲との親和性も抜群なアイカツ3期のop曲です。

なんか映像からも自分たちが中心になって周囲を引っ張っていってるので、見守られていた「Du Du Wa DO IT!!」の頃よりも成長してるな〜というのを感じます。実際本編でも後輩を支える立場になったり自分たちのユニットを作ってそれぞれの活動やツアーも自分たちで行ってるので、先輩のいちご世代が通ってきた道を自分なりの歩み方で進んで行くんですね。

余談ですがop最後に出てくる学園長のバースデーケーキのいちごとロウソクの数から年齢を推察できます(してはいけない)。諸々の情報と照らし合わせると結構合ってそうですが実際どうなんですかね。

 

 

 

 

アイカツの曲と言えば?というアンケートをしたらオタク一般人を問わず(認知については触れない)「アイドル活動!」に並ぶ票数を得られそうな俺達のアンセム...「カレンダーガール」です。

「オトナモード」は背伸び、「Wake up my music」が恋愛、「フレンド」は友情なら、「カレンダーガール」は人生。ガチで小学校の音楽の教科書に載せても良いんじゃないか? 

22話でアイドルのオーラを出そうといちごちゃんは頑張ってましたが、オーラは自分が出すものではなくファンが感じるもので、日々のアイカツを頑張っていたら自然と出てくるものだと知ります。いつもの日常でも自分次第でなんてことない毎日も特別になる!ということを教えてくれます。

50話然り125話然りSoleilの大事な回ではEDに流れるなど(50話は特殊ED)、3人に寄り添った曲でもあり、「ダイヤモンドハッピー」と並んで制作陣にとっても特別な曲だとわかる。

 

また50話でいちごがアメリカに旅立つことになり、”思い出は未来の中に”と見送って締めくくりますが、2ndシーズンでいちごが帰ってきてからも、その間の余白をちょこちょこ描いてくれたのが嬉しかったですね。

97話でアメリカに行く時あおいから貰った手紙が出てきますが、”本当に困った時”で、後輩のために開封するのがいちごらしい。手紙を見てるだけで勇気をもらえる、という理由があるのですが。あおいから貰ったことが重要なんですね。なんかここでも繋がってるな〜SHINING LINE*と思います。

実際いちご世代からあかり世代へ主軸が移る段階なので、この回も含めて先輩から後輩へバトンを繋ごうという意図があったのでしょう。一つのテーマでもあるような気もします。

 

 

 

 

オンパレverのアイドル活動!、アレンジにより耳に馴染みやすいものになっており、エンドロールのようなed映像と相性がいい。アイドルの並びには法則性のようなものがあるけど、最後の方のエルザが地味にぼっちなのはちょっと可愛そう。

初めてアニメで聴いた時は、あのアイドルたちにまた会えるという嬉しさとこれまでの集大成として終わってしまう寂しさの両方の感情を自覚してしまいめちゃくちゃダメージを受けました。opはらきを中心に構成されていたから尚更ですね。

 

 

 

 

総括

 

りんちゃんのスペシャルコラボは地方公演でもあったので「Blooming Blooming」はそこまで驚きませんでしたが(普通に好きな曲なので嬉しい)、「Growing for a dream」は流石に予想外でした。なんか彼女このツアーでめちゃくちゃ経験値積んでモリモリ成長してる気がする。リアルなアイカツ!を見てる気分... 

予想外といえば「禁断Hide&Seek」もですが、これライブで流れたことあるんですかね?大きくて比較的最近のものしか過去のセトリ把握してないのでなんとも言えませんが、まだまだ出してない手があるよと餌を垂らされているようでたまらない。

あとはストーリー性を盛り込みつつ安定の選曲という印象でした。明日はフレンズ!の重鎮が揃っているので楽しみです。わか、るか、せなの並びも良いね。

 

ではまた後日