ごきげんな理由

でっかい独り言です

「安達としまむら」を感じに〜聖地巡礼(岐阜編)〜

 百合を題材にした漫画はたくさんありますが、小説というのは案外少ないです。そんな貴重な百合小説であるところの「安達としまむら」。今回はその舞台である岐阜県聖地巡礼に向かいました。一応アニメを中心にしていますが、一部原作で出てきた場所も行っています。

 

 

 

今回の巡礼は一泊二日の日程で、初日に「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の舞台である神奈川県・藤沢周辺を巡った後の後半戦になります。

 

前半の記事はこちら

soysauce-daizoo.hatenablog.com

 

 

 

二日間を通しての経路はだいたいこんな感じ

広島駅→藤沢(周辺)→名古屋→岐阜(周辺)→広島

今回はマップを作ってみました。

www.google.com

 

写真等はいつもの如くフィーリングです。

それでは、安達としまむらを感じに—————————————————

 

 

ここ名古屋駅はアニメ9話で安達としまむらがバレンタインチョコを買いに行くシーンで出てきます。しまむらからのスパダリ顔負けイケメンサプライズを一緒に見るやつですね。夜遅くに到着し朝出発するという時間の都合上その電光掲示板を見ることはできませんでしたが、日にち的にはバレンタインから一週間後という近いものではあったので勝手に高まってました。安達としまむらがバレンタインチョコを買ったであろう駅構内の高島屋は開店前からたくさんお客さんが並んでいました。

 前日の夜に名古屋に到着したので、そこから30分ほど電車に揺られ、いざ岐阜へ

 

 

  • 岐阜駅

ついに安達としまむらの過ごす街に来たんだ...

今回の聖地巡礼では各スポットが散らばっているので自転車で移動します。岐阜駅南口のレンタサイクルポートで自転車を借り、いよいよ出発。

自転車は普通、スポーツ、電動の3つから選べます。地図をよく確認していただけるとわかると思うのですが、全て巡ろうと思うとかなりの距離を走ることになります。ちなみに今回の移動距離はだいたい21km 

目的地は総じて北口方向にあるので駅をぐるりと周り、大通りに出て出発。よく晴れていて前日とは違い風も穏やかだったので、とても気持ちの良いサイクリングです。人も少なく走りやすかったです。

 

 

いきなりアニメ以外のスポット。原作5巻に出てくる金華橋。正確にはその下を流れる長良川の河原です。

樽見しまむらをスケッチするために指定した場所ですね。大きな川だけあって河原も広い。結構目立つ場所ですが最高のロケーションでしまむらを描きたいという樽見の女心ですかね。釣りをしているおじさんはいませんでしたが、散歩やジョギングをしている人が多く見られました。

砂利があるのが金華山寄りの河原だったので、写真は反対側から撮っていることになります。

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この河原からは金華山岐阜城が一望できる

 

 

  • 想作新中華料理 昇龍

金華橋からすぐのところに安達のバイト先のモデルとされる中華料理屋さんがあります。看板がオレンジなのは同じですが、壁の色が思いの外くっきりしていてめちゃくちゃわかりやすかったです。店内はゆったりとした配置で真ん中のテーブル席は椅子ではなくソファが置いてありました。奥は座敷になっています。天井を見上げると龍の飾りが吊るされており微妙な異国情緒を醸していました。

ランチメニューを頼んだのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。ラーメンと回鍋飯のセットを頼み、どちらかはミニサイズかな〜と思っていたらどちらも通常の量でびっくり。美味しくいただきました。もちろん頼んだものと同じものが出てきますし、存在しないメニューの掲載もおそらくないです(それはそう)。

日曜日だしどうかな?と思いましたが、正午前に到着するとお客さんはそれほどいませんでした。

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安達はシフト入ってなかった

 

 

お昼ご飯を済ませ、モレラ岐阜へ向かいます。()の中の聖地はモレラに行く途中に立ち寄ったものです。最初はスポーツクラブアクトスです。こちらはしまむらが母親に連れられて体験に行ったスポーツクラブで、安達母とがまんサウナをした場所でもあります。流石に中に入る度胸はなかったので、休憩も兼ねて駐輪場まで行きました。原作での記述どおり、橋を越えて国道を左手に曲がったところにあります。ちなみにこの国道、アクトスと尻毛郵便局への経路なのですが、歩道がほとんどなく非常に走りづらかったです。

 

 

お次は尻毛郵便局。

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安達を見習って全力で自転車を漕いできました。待ち合わせの目印にはちょうど良いスポットですね。原作を読んだときはこんな地名本当にあるのかと思いましたが、ばっちり「尻毛郵便局」と書いてあります。聖地巡礼で他の地域に行くといろんな地名があって面白いです。

 

 

郵便局を過ぎて、国道をしばらく直進すると線路の近くで右折になります。そのまま進んでいくと右手に高校のモデルである岐阜第一高校が見えてきます。かなり綺麗な校舎でグラウンドでは野球部が練習をしていました。日曜日なのにえらい。

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こんな車通りの多いところでいちゃつきおって、、、

校門の前までしか行ってませんが、制服を着た生徒はいませんでした。ちなみに右折する際の線路ですが、「”樽見”鉄道」が通っています。

 

 

 

高校を過ぎるとモレラにつきました。しまむらが遊ぶところは駅前かショッピングモールしかないと言っていましたが、そのショッピングモールでしょうか。実際に訪れてみるとめちゃくちゃでかいです。敷地内が運動公園かってくらい広く建物は横に長い。

敷地内の木がどことなくクリスマスツリーっぽくって良い。

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想像の3倍広い

 

あまり滞在時間が取れないため、奥から攻めました。ラウンドワンを目指していると、途中の催事場でエヴァの特別展があったので少し寄り道。ちょうどこの記事がアップされる頃に劇場版の公開ですね。実はエヴァ未視聴なのでこれを機に新劇場版を履修しようと思います。アマプラで過去作が見れますしね。

ラウンドワンでボウリングをやって安達としまむらになろうとしたのですが、日曜ということもあってレーンが埋まっていたので予定変更、エアホッケーで遊んできました。いつぶりかくらいにやりましたが、つい熱が入ってしまい汗だくになっちゃいました。

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いよいよ時間がなくなってきたので急いで駅に戻ります。というのもこの日は「安達としまむら」SPECIAL EVENT〜私に相応しいチョコを決めてください!〜 のオンラインイベントを控えていました。本当は東京で行われる現地イベに参加する予定でしたが...オンラインにならなければ岐阜で聖地巡礼をすることもなかったわけで(それに合わせて東京・田無を訪れる予定でした)、いずれにせよ安達としまむらを感じるうんめーだったということですね。

この日は天気も良くサイクリング日和でしたが、急いで自転車を漕いだものでまあ暑かったです。帰りはまっすぐ駅を目指せば良いため、53号線の通りやすい道で帰れました。見知らぬ土地で爆走したので、後になって振り返るとよく迷わずに帰れたと思います笑

結局イベント開始時間には間に合わなかったり、あてにしていたネカフェが一人しか個室に入れなかったり、それならとカラオケに行くと30分以上の待ち時間だったり...結局駅北口の道端でイベントを見ました笑 視聴環境はアレでしたがイベント自体はめちゃくちゃ楽しかったです。

 

 

 

帰りはもちろん岐阜駅発なので、ちらっとアスティ岐阜の方にも顔を出しました。こちらは前回11月の聖地巡礼の際にも訪れています。早くも2度目の訪問。

 

 

聖地巡礼の締めはここで

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ありがとう、スガキヤ

 

 

  • まとめ

当初の予定にはなかった岐阜訪問をぶち込んだ聖地巡礼となりましたが、結果的には最高の二日間になりました。安達としまむらのイベントが白紙になった時は頭を抱えましたが、それが転じて岐阜で安達としまむらを感じることができましたし、二日通して天気にも恵まれました。禍を転じて福と為す結果になったと言える気がします。安達としまむら9巻を読んでおいてよかった。